だけど、あたし、言うつもりだったことをやっぱり言うよ。そいで、終わりにする。全部うしろのほうに投げ捨てて、もう二度と口に出さない。あたし、誰も攻める気ないよ。ただ、十二才のとき、あの十二才のときに、だれか手を貸してくれたら、いまみたくならなかった。もし-“もし”と”でも”は、いちばん役立たずの単語だけど、使っていいときもあるって、ミズ・レイン言ってた。だって、ほんとに役立たずだったら、消えてなくなるはずだもん。
– 『プッシュ』p.192
月曜日 3月 22ndに公開